このページは、株式会社お金のデザインが作成するコラムを掲載しております。
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おまかせ運用は、簡単な質問にお答えいただき、お客さまの年齢や就業状況に合わせてオーダーメイドのポートフォリオをご提案し、自動で運用をします。
運用を始めたあとは、ポートフォリオのメンテナンスを継続的におこないます。このメンテナンスには、毎月定期的におこなう「リバランス」、各機能ポートフォリオ内での投資配分や投資すべきETFを見直す「リアロケーション」、市場変化に合わせて各機能ポートフォリオへの投資配分を変更する「リクリエーション」などがあります。
それに加えて、お客さまのご年齢に合わせて3つの投資信託(機能ポートフォリオ)の割合を自動的に更新する「リプロファイリング」があります。
リプロファイリングを実施した後は、以下のような変化があります。
年齢とともにリスク許容度が下がるため、通常はグロース・ファンドの割合が小さくなりますが、リプロファイリングにより運用プロフィールの年齢が変更されても、機能ポートフォリオの割合が変動しない場合もあります。
これは、年齢が1歳上がることでポートフォリオの割合が変更にならないケースがあるためです。
その場合でも、おまかせ運用を継続していただくことで、機能ポートフォリオの割合が少しずつ変化していきます。
年齢とともに、少しずつ「リスク」を抑えたポートフォリオに変更していくのが「リプロファイリング」の効果です。
「リスク」という言葉は、通常は「危険」という意味で使われることが多いですが、資産運用においては「バラつき」「不確実性」という意味で使われます。
リスクが大きいとは、リターンの振れが大きいということであり、リスクが小さいとは、リターンの振れが小さいということを意味します。
前段で触れた「年齢とともにリスクを抑えたポートフォリオに変更する」というのは、就業により収入を得られる残りの期間が長い人(=若い人)ほどリスクを大きくすることができ、就業可能年数が短くなるにつれてリスクを小さくする、という考え方に基づいています。
過去の世界の市場の値動きを見ても、大きな下げ局面というのは繰り返し発生しています。
そのような時でも、過去を振り返ると時間をかけて相場は回復しています。
評価額が下がる、収益率が下がるといった状況を目前にすると、どこまで下がるのか不安に思うこともあるでしょう。
そんな時は、過去の大きな下落局面を振り返ってみるとよいでしょう。
リーマンショックやコロナショックのような世界的な相場の下落があっても、時間をかけて回復しています。
時間をかければ回復することは過去の経験でも明らかですが、どれだけの時間をかけられるかは年齢によって異なり、年齢が若いほど、リスクが高くても相場が戻るまでの時間を長くとることができます。 それは、年齢が若いほど資産運用をする時間を長くとることができるからです。
おまかせ運用では年齢が高くなるほどリスクを抑えることで、資産の下落幅を抑えるようなポートフォリオをご提案しております。
ポートフォリオをメンテナンスすることは、リスクを管理するということです。
また、おまかせ運用のリプロファイリングはリスクを下げるだけでなく、インフレリスクに対するヘッジ機能の調整も行っています。
昨今、物価の上昇を肌で感じている方も多いかと思います。一般には、就業されている方、特に若年層の方は、インフレとともに給与も上昇する傾向にあるため、インフレ耐性は強いと考えられます。
一方で、退職が近づいている方や退職された方は、給与の上昇が限定的であったり、給与収入がなくなることなどから、インフレに対する耐性が弱い傾向にあると考えられます。
そこでおまかせ運用では、年齢が上がるにつれて少しずつインフレヘッジ・ポートフォリオの配分を高め、インフレへの対応を行っています。
こういった細かい調整こそが安心して長期投資をおまかせいただける理由のひとつであると私どもは考えています。
おまかせ運用は、リプロファイリング以外にも「リバランス」「リアロケーション」「リクリエーション」といった、様々なポートフォリオのメンテナンスを実施しています。
わたしたちは、おまかせ運用を通じて一生涯の資産運用をおまかせいただきたいと考えています。
リスクを適切に管理しながら、常に年齢や就業状況に合った最適なバランスで運用を継続していただくことが最も重要と考えています。
このようなメンテナンスは、自分でやろうとすると手間がかかります。 どのようなメンテナンスが必要なのか、タイミングや内容を判断するための知識も必要になります。 おまかせ運用では、手間も時間もかかるメンテナンスを自動で行っています。 おまかせ運用をご利用いただき、相場の動きに一喜一憂せず、長期・分散・積立を継続し将来の資産形成におまかせ運用をお役立ていただきたいと考えています。