2024年3月
おまかせ運用マンスリーレポート
MONTHLYREPORT
SERVICE GUIDE
おまかせ運用は、投資可能なETFのうち、主にインデックス型(ベンチマークと呼ばれるインデックスに連動するような運用を行っているETF)の銘柄を選別し、それらを3つある機能ポートフォリオを表象する各ファンドに振り分けています。
毎月お届けする本レポートでは、その月の機能ポートフォリオを表象する各ファンドの運用状況及び市況をご説明させていただきます。
おまかせ運用では、お客さまのポートフォリオと目標値との乖離を修正する「リバランス」や、お客さまの年齢等運用プロフィールの変化に合わせた機能ポートフォリオの配分の変更を行う「リプロファイリング」等も自動で行っています。
おまかせ運用グロース・ファンド(世界の株式中心)
ファンドの特色
株式を中心とする上場投資信託証券(ETF)へ投資することで、世界各国の企業の成長性を通して世界の経済成長に沿った収益の獲得を目指す商品設計となっています。バリュー(PBR)や価格モメンタム(時価の動向)といったリスクファクターを考慮の上、配分が決定されます。
ファンドマネージャーのコメント
米国バリュー株、ヨーロッパ株等がパフォーマンスにプラス寄与
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当ファンドは前月末比+4.0%となりました。
世界株式市場は上昇しました。
米国株式市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)にて年内の利下げ回数を3回とする見通しを維持したことを好感し、上昇しました。欧州の株式市場は、ECB(欧州中央銀行)による早期利下げ期待から上昇しました。
日本の株式市場は、日銀が大規模な金融緩和策を解除する中、引き続き緩和的な金融環境を継続するとの見通しから上昇しました。中国株式市場は、上旬に開催された全人代にて積極的な財政政策が公表されたことを好感して上海総合指数は上昇しましたが、香港ハンセン指数はほぼ横ばいの推移となりました。ファンドへの寄与度では、米国バリュー株、ヨーロッパ株などが主なプラス寄与となりました。
為替市場では、19日に日銀金融政策決定会合にて大規模な金融緩和策の解除が決定されましたが、引き続き緩和的な金融環境を継続する旨の声明文などを受けて円安が進行しました。下旬には、為替介入への警戒感もあり、1ドル151円台でほぼ横ばいに推移しました。この為替の効果がファンドの円ベースパフォーマンスにプラス寄与となりました。
おまかせ運用インカム・ファンド(世界の債券中心)
ファンドの特色
債券を中心とする上場投資信託証券(ETF)へ投資することで、イールド(裏付け資産からの利金等を主な原資にETFが生み出す)を重視し、世界各国の金利水準を享受し、安定的なリターンを目指す商品設計となっています。 国債・社債などの債券や一部先進国や新興国のハイイールド債などが投資対象です。
ファンドマネージャーのコメント
米ドル建投資適格社債、不動産担保証券等がパフォーマンスにプラス寄与
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当ファンドは前月末比+1.5%となりました。
米国においては、インフレ関連の景気指標が予想を上回る水準で推移していることで、今後の金融政策が慎重姿勢に傾斜するとの警戒感が高まったものの、当月のFOMC(米連邦公開市場委員会)ではハト派的な内容が確認され、結果として金利はほぼ横ばいの推移となりました。
欧州においては、ECB(欧州中央銀行)が当月の政策理事会で、インフレ指標は一旦落ち着いたとの見解を示し物価見通しを引き下げた一方、利下げ時期の判断は今後もデータに基づき判断するとの慎重姿勢を示しました。域内主要国金利は小幅低下となりました。
日本では、月前半、日銀による金融緩和策解除とその後の利上げを織り込む形で長期金利は上昇しました。
その後、金融政策決定会合にて大規模な金融緩和策の解除が決定されたものの、緩和的な金融環境は継続することが発表されたことで一転、金利は低下となり、月を通じてはほぼ横ばいの推移となりました。ポートフォリオ内の寄与度をみると、米ドル建投資適格社債や不動産担保証券などがプラス寄与となりました。
為替市場では、19日に日銀金融政策決定会合にて大規模な金融緩和策の解除が決定されましたが、引き続き緩和的な金融環境を継続する旨の声明文などを受けて円安が進行しました。下旬には、為替介入への警戒感もあり、1ドル151円台でほぼ横ばいに推移しました。
おまかせ運用インフレヘッジ・ファンド(世界の実物資産中心)
ファンドの特色
世界の実物資産を中心とする上場投資信託証券(ETF)へ投資することで、物価指数を考慮し、資産価値(購買力)の保全を目指す商品設計となっています。不動産・インフラ・エネルギー・農産物・貴金属・工業用金属・インフレ連動債等が投資対象です。
ファンドマネージャーのコメント
金、米国エネルギー関連株式等がパフォーマンスにプラス寄与
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当ファンドは前月末比+4.9%となりました。
3月の不動産関連株式は、米欧での利下げ期待などを受けて堅調に推移しました。原油価格が、ウクライナによるロシア石油施設への攻撃によりロシア産原油の供給に対する不透明感が広がったことや、米国の堅調な経済指標を受けた石油需要拡大見通しなどから上昇し、これを受けてエネルギー関連株式は上昇しました。貴金属価格は、欧米での利下げ期待などから金、銀ともに上昇しました。
このような市場環境下で、ファンドで保有するETFは全体的に上昇しました。米ドルベースのパフォーマンスへの寄与度では、金や米国エネルギー関連株式などが比較的大きなプラス寄与となりました。
為替市場では、19日に日銀金融政策決定会合にて大規模な金融緩和策の解除が決定されましたが、引き続き緩和的な金融環境を継続する旨の声明文などを受けて円安が進行しました。下旬には、為替介入への警戒感もあり、1ドル151円台でほぼ横ばいに推移しました。この為替の効果がファンドの円ベースパフォーマンスにプラス寄与となりました。
機能ポートフォリオとは?
投資家が求める機能ごとに作成したポートフォリオを 機能ポートフォリオ と呼んでいます。「おまかせ運用」では、以下、三つの機能ポートフォリオの投資信託を設定しています。ポートフォリオとは、金融商品の組み合わせのことです。
運用実績に関する補足説明
- 騰落率(分配金込)とは、当ファンドの決算時に収益の分配金があった場合に、その分配金で当ファンドを購入(再投資)した場合の騰落率です。
- 収益分配金は委託会社が決定しますが、委託会社の判断により分配を行わない場合もあります。
- 表示の運用実績については、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではございません。
おまかせ運用にかかるご留意事項
おまかせ運用においては、CHEER証券株式会社(以下、「当社」という。)が、お客さまとの投資一任契約の締結を、株式会社お金のデザインの代理で行います。
本レポートについて
本レポートは、ファンドの運用状況に関する情報提供を目的としたものであり、勧誘を目的とするものではございません。
契約締結に係る業務委託について
当社は、おまかせ運用に関する投資一任契約の締結に係る代理業務を、株式会社お金のデザインから受託しております。これにより、当社は当該契約に係る締結の勧誘、法定交付書類の交付等について、株式会社お金のデザインの代理人として、業務を行うことができます。
本サービスに関する投資一任契約は、お客さまと株式会社お金のデザインとの間で締結され、運用は、株式会社お金のデザインが行います。
手数料等およびリスクについて
「おまかせ運用」は、株式会社お金のデザイン(以下「お金のデザイン」)との投資一任契約により提供されます。
投資一任契約に関する投資一任運用報酬は、運用資産の前月末の時価評価額に対して最大0.66%(税込・年率)を乗じた金額となります。ただし、当該計算により毎月の投資一任運用報酬額が1円に満たない場合には、運用報酬額を1円(税込)といたします。なお、投資一任運用報酬額は通常毎月第6営業日におまかせ運用の投資残高よりお引落しいたします。
「おまかせ運用」では、お金のデザインが設定、運用する投資信託を組入れるため、投資一任運用報酬以外に、組入投資信託に係る信託報酬(0.44%(税込・年率))、その他の費用(法定書類等の作成等に要する費用、監査費用、有価証券売買時の売買委託手数料、信託事務の諸費用、資産を外国で保管する場合の費用など)を間接的にご負担いただきます。その他の費用の合計額、その上限額および計算方法は、運用状況等により異なるため、法定書類等の作成等に要する費用、監査費用等の上限の額(ファンドの純資産総額に対して0.11%(税込・年率))を除き事前に記載することはできません。詳しくは組入投資信託の目論見書をご確認ください。
なお、お金のデザインが設定、運用する投資信託を組み入れるため、投資一任運用報酬、及び組入投資信託に係る信託報酬は、お金のデザイン所定の方法によりそれぞれ調整を行ったものとなります。
「おまかせ運用」では、主に上場投資信託(ETF)を組み入れた投資信託を投資対象としています。組入ETFには価格変動リスク及び信用リスクのほか、為替リスク、取扱金融機関に係るリスク等があります。当該投資信託の基準価額は組入ETFの市場価格の下落、為替変動等の影響により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。したがって、投資元本が保証されているものではありません。
ご契約にあたっては、投資一任契約締結前交付書面、投資一任契約約款やおまかせ運用約款等を十分にお読みください。
CHEER証券株式会社の概要
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